最終更新日:2025年01月22日
    →・一般的によく使用されるお花
    一般的に使用されることが多いのは菊やカーネーション、ユリなどがよくお供え花の花材として使用されますが、最近ではバラや染め花なども用いられ、より個性や多様性を表現したお花が好まれるようになってきております。
    ご自宅にお届けや飾る場合には、特にどのお花を使っても問題ございませんが、一般的には四十九日を過ぎるまでは白系のお花を飾ることが多いです。
    それ以降は故人のイメージに合ったお花や、明るいカラーやビビッドなカラーを使用しても問題ございません。
    
    →・お供え花をどこで手に入れるか
    お供え花を手に入れる方法は、主に2つあります
    お花屋さん:
    地元にある生花店であれば、相談しながらお花を選べるメリットがあります。
    また、お墓に供えるお花であれば、ネットで購入するよりも地元の生花店で買うことをお勧めします。
    お墓のお花は地域によって使用するお花の色や花材などにかなり違いがあるため、地元のお花屋さんのほうがそういった知識が豊富です。
    
    オンラインショップ:
    お花屋さんに行く時間がない方や、遠方に住んでいる方がお花を送る場合には、ネットショップが便利です。
    スマホでも簡単に注文でき、自分、あるいは故人のテイストに合ったお花をたくさんのショップから選ぶことが出来ます。
    日時指定もネットショップでは可能ですが、お届けの地域外であったり、または荷物事故や天災等による遅延のリスクもあります。
    そういったリスクを軽減するために、もし法要や集まりなどがある場合には、必ず当日でなく前日もしくは前々日に届くよう手配することが大切です。
    またオンラインショップは、送った写真が確認出来るお店や、万が一の事故にも対応できるお店がおすすめです。
    
    その他
    スーパーやコンビニ:
    一部のスーパーやコンビニでもお供え花を販売していますが、種類や品質は限られているため、急な場合や簡単なものを探している時に利用すると良いでしょう。
    
    →・お供え花の相場
    お悔やみの花の価格は、アレンジの大きさや使用する花の種類によって大きく変わります。
    一般的には、4000円から1万円程度が相場です。
    フラワーズ・ドゥのお供え花の販売実績から、グラフを作成いたしましたので、どうぞご参照ください。
    ペットのお悔やみ花の場合は3000円から5000円前後が目安となるでしょう。
    
    →・ネットでお花を購入する時に注意する点
    ネット通販でお花を購入する際には、以下の点に注意します。
    ネットショップではお花を宅配便で配送します。
    ほとんどの場合には希望日時に配達されますが、天候や交通状況により遅延したり、まれに荷物が配送業者のミスにより壊れてしまうことがあります。
    ご自宅用で法要などがない場合には、遅延などは大きな問題ではありませんが、商品が破損していた場合には、交換してもらう必要があります。
    
    以下に、商品が破損していた場合の交換の手順を記しておきます。
    お花はほとんどヤマト運輸が発送業者に指定されておりますので、ヤマト運輸の場合です。
    
    ・配達伝票(箱に貼ってあります)の伝票番号を確認して、0120-01-9625に電話する
    ↓
    ・お花が壊れていた事をサポートデスクに説明し、伝票番号や住所などを答える。
    ↓
    ・発送したショップに荷物事故があった事と、ヤマト運輸に荷物事故の報告をしたことを連絡する。
    
    この手続きで、お花はショップから代品が受け取れるはずです。
    当日もしくは翌日、ヤマト運輸が破損した商品を引き取りに来ます。
    
    フラワーズ・ドゥでは、荷物事故の場合、代品を送る際の追加料金はかかりません。
    ただ、天候及び交通の問題で遅延した場合、長期不在の商品の傷みは、補償対象外となります。
    これはヤマト運輸で送るすべての商品がそういう規約となっておりますので、法要など遅延があったら困る場合には前日もしくは前々日に届くよう手配することが必要です。
    
    また、離れたご自宅に送る場合には、実際の商品が確認出来るショップを選びましょう。
    フラワーズ・ドゥでは、Instagramにて当社より発送するすべての商品を毎日アップしておりますので、どうぞご覧になってください。
    →・ご自宅にお悔やみ花を飾る時に気を付ける点
    ご自宅にお悔やみ花を送る場合には、ご自宅ですのでお花の色や形にこだわる必要はありません。
    ただ、1点気を付ける点がございます。
    それは、
    ネコちゃんのいるお宅は、ユリやチューリップの花は避ける
    という事です。
    ユリやチューリップの花に含まれる成分の中に、猫の腎臓に悪い成分が入っています。
    もし猫が誤食した場合、猫の腎臓に影響が出る可能性がありますので、ユリやチューリップの花は避けてください。
    
    →・お亡くなりになった方の自宅に送る際に気を付ける点
    お亡くなりになった方の自宅に送る場合には、以下2点ご注意ください。
    ・そのお宅が供物辞退をされていないか
    ・そのお宅に現在住んでいる方はいるか
    供物辞退をしている場合には、お花や他の供物を送らないようにします。
    もしどうしても贈りたい場合には、先方に連絡を取り、確認してからにしたほうが良いです。
    故人のお宅に送る場合には、故人が亡くなった後に誰も住んでいないケースがございます。
    そうしますとお花も届きませんし、せっかく贈ったお花が無駄になってしまいますので、こちらもご確認ください。
    
    →・間違っているマナーやタブー
    よくネットに書かれている事で間違っているのは、とげのあるバラなどの花は送らないというものです。
    これはおそらく、きついトゲのあるお花は触れると痛いので、なるべく送らないようにしましょうというのがいつの間にかトゲ=バラということでバラは避けるという様になったかと思われます。
    しかしこれは間違ったマナーです。
    お花屋さんでは普通きついトゲは全て処理しておりますし、バラを送っても何も問題ありません。
    おそらくこれは実際にお花屋さんで働いたことのない方が勝手に考えたマナーがネットで広がったものでしょう。
    →・立て札とは
    立て札は、お悔やみ花のアレンジに立てられる小さな札で、贈り主の名前が記載されています。
    立て札には、「○○家より」「○○一同」などと記載するのが一般的です。
    当社では、ハガキサイズのカードをを横にしたものを立て札にして、お花に付けた状態でお送りしています。
    
    →・メッセージカードとは
    メッセージカードは、お悔やみの言葉を添えたカードです。
    当社では、ハガキサイズのカードを2つ折りにして、中が見えないようにしてお花の箱に入れております。
    メッセージの文字数に制限はありませんが、だいたい150文字程度にまとめていただくと、きれいにレイアウトできます。
    →・Q1.お悔やみ 花 自宅 いつ?
    お悔やみ花を自宅に飾るタイミングは、特に決まりはありませんが、通常は七日、四十九日、月法要、一周忌、といった流れになりますので、そのタイミングで飾ることが多いです。
    
    →・Q2.葬儀に行けなかった場合、お供えのお花はどうすればいいですか?
    葬儀に行けなかった場合には、後日お届けでも問題ございません。
    お届けの際には先方に連絡を取って、確実に受け取りが出来る日時を知ったうえで送ることが望ましいです。
    
    →・Q3.お悔やみの花はいつ送ればいいですか?
    亡くなってすぐであればすぐに送っても問題ございませんし、四十九日の法要があればその日に合わせてもよいでしょう。四十九日までは白系のお花を送り、それ以降は故人の好きだったお花やイメージに合ったお花を選んでも問題ございません。
    
    →・Q4.お悔やみの花のマナーは?
    ネコちゃんのいるお宅にはユリ、チューリップの花は送らないことと、供物辞退のご家族にはお花を含む供物はお送りしないようにしましょう。
    どうしても贈りたい場合には、先方にお伺いを立てる事がマナーです。
    
    →・Q5.訃報を聞いたらお花を贈るべきですか?
    故人との関係性にもよりますが、供物辞退をされている方でない限り、お花を贈ることはその方への供養の証となりますので、お花を送ることでお気持ちを形にすることが出来ます。
    
    →・Q6.お悔やみに持っていく花は?
    四十九日までは白系のお花を、それ以降は故人の好きだったお花やイメージカラーのお花などでも構いません。
    ただ、猫のいるご家庭にはユリとチューリップは持っていかないようにします。
    
    →・Q8.仏壇の花は一対でないとダメですか?
    仏壇のお花は1対になっているものが多いですが、最近ではコンパクト化が進んでいるため、必ずしも一対にこだわる必要はありません。
    一対のお花は見栄えはいいので、もし置く場所や予算の都合がつく場合には、検討に値すると思います。
    お供えのお花を自宅に送る際の注意点や、お花の選び方などを中心に書いてきました。
    お花の常識やマナーなどは時代と共に変わっていきます。いまは多様性の時代ですので、昔ながらのお花にとらわれず、故人にふさわしいきれいなお花をご自宅に飾ることをオススメしています。
    またこのブログではお供え花に関わる最新の情報を常に更新しております。
    もし気づいた点や分からない点があれば、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
    ご自宅のお悔やみの花が、このブログを読んだことによりよりよいものになり、故人の魂が癒されれば、これに勝る喜びはございません。
    最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
2004年よりお花のECサイト「Flowers-Do!」を運営しております。お花を贈る際に私たちが心掛けていることや感じていることやお花に関するお役に立ち情報をお届けしています。
投稿者
Flowers-Do 石田