最終更新日:2025年07月18日
大切な人を見送ってから六年――七回忌は、悲しみが少しずつ思い出へと変わり、ご家族やご友人の“感謝と祈り”をあらためて形にする節目の法要です。とはいえ 「どんなお供え花を選べばよいのか」「白一色でなくても失礼にならない?」「相場は?」「ネット注文ってどうなの?」――そんな疑問を抱く方も多いはず。本記事では 七回忌 お供え花 の基本マナーから、花色・花材の選び方、贈るタイミングや 相場の目安、ネット注文のコツまでをわかりやすく解説します。故人とご遺族の心に寄り添いながら、失敗しない花選びができるよう丁寧にガイドしますので、最後までぜひご覧ください。
1.七回忌とは?基礎知識
七回忌は、故人が亡くなってから丸六年目(七度目の祥月命日)に営む年忌法要です。
一周忌・三回忌と比べると規模は小さくなり、親族やごく親しい友人だけでしめやかに行うのが一般的――
だからこそ「形式より気持ちを大切にしたい」と考える方が増えています。まずは日程と数え方の基本を押さえましょう。
七回忌の日程と数え方
仏教の年忌法要は、亡くなった日を「一回忌=初年忌」として数え始め、そこから
満一年ごとに数を重ねていくのが基本です。したがって七回忌は次のように計算します。
- 命日から1年後 … 一周忌(いっしゅうき)
- 命日から2年後 … 三回忌(さんかいき)
- 命日から6年後 … 七回忌(ななかいき)★今回のテーマ
たとえば 2020年5月10日 にご逝去の場合、七回忌は
2026年5月10日 が本来の日取りです。ただし近年は
ご遺族の予定を優先して週末に繰り上げるケースが増えており、
命日の前後1か月以内であれば失礼にあたりません。
菩提寺のご住職や参列者の都合を確認し、無理のない日程で調整しましょう。
なお七回忌以降は十三回忌・十七回忌・二十三回忌…と続きますが、
「三十三回忌をもって弔い上げ(年忌終了)」とする地域も多いです。
地域や宗派による違いがあるため、お寺や親族に確認すると確実です。
基本的なマナーとタブー
七回忌のお供え花は形式の自由度が高い一方で、「相手に負担を掛けない」という配慮だけは欠かせません。最低限押さえておきたいマナーは次の2つだけです
。
猫を飼っているご家庭にユリ・チューリップを贈らない
ユリ科の植物やチューリップは猫にとって危険性が高いため、誤食すると腎不全など
健康被害を引き起こす恐れがあります。猫を飼っていると分かっている場合は、カーネーションやガーベラなど
安全な花材に切り替えましょう。
お届け日時は必ず在宅を確認
法要前後は準備や移動で
家を空けがちです。「長期不在で受け取れず枯れてしまった」というトラブルを防ぐためにも、
前日または前々日に確実に受け取れる日時を遺族に確認してから手配するのがマナーです。
この2点を守れば、
七回忌のお供え花に絶対的なタブーはほとんどありません。故人やご遺族の好みに合わせて、気持ちのこもった花を選びましょう。
七回忌のお花を見る →
2.七回忌のお供え花│基本の選び方
七回忌は初七日や四十九日のように白一色の厳粛さに縛られず、故人・ご遺族の心を和ませる差し色を取り入れやすい法要です。
とはいえ派手すぎる配色は場の雰囲気を損ねることも――ここでは「失礼にならない」と「想いが伝わる」を両立させる色選びの基本をまとめます。
お供え花に適した「色」
-
白をベースに淡いカラーを添えるのがおすすめ
白は「清浄・追悼」を象徴する安心の定番色。ピンク・ラベンダー・ブルーなど淡いトーンを少量加えるとおしゃれさが出て、七回忌らしい穏やかな追悼を演出できます。
-
故人やご遺族の好みを最優先
故人が好きだった色や花を知っている場合は、マナー違反を気にし過ぎず取り入れてOK。
遺族の希望が分からないときは白+淡色の範囲でまとめると安心です。
-
濃いビビッドカラーは要バランス
真紅や濃い紫など強い色はワンポイントなら可。ただし量が多いと祭壇だけ浮いてしまうので、グリーンを多めにして調和を取ると上品に仕上がります。
「故人がバラ好きで真紅を希望」など理由が明確なら問題ありません。
-
ブルー・グリーン系で男性にも喜ばれる配色
白×ブルー系は「誠実・平和」を表し、男性の法要にも選ばれやすい組み合わせ。グリーンはどの花色ともなじみやすく、全体を落ち着かせる効果があります。
-
地域差・宗派差は小さいが念のため確認を
仏教では色に厳密な決まりはありませんが、一部地域では「赤=慶事の色」として避ける習慣が残る場合も。逆に華やかに彩る地域もあるため、お届け先に希望を聞けるなら確認するのがベストです。
七回忌に定番&人気の花材
-
菊(スプレーマム/ピンポンマム)
供花の定番で花持ちが良い。最近ではおしゃれな品種やかわいい染め花も。
-
カーネーション
花言葉「感謝」が七回忌の“ありがとう”の気持ちと親和性◎。淡いピンクやラベンダーを差し色にしやすい。
-
トルコギキョウ(リシアンサス)
透け感のある花びらが上品で、ボリュームが出やすくアレンジ向き。白~淡紫が主流で柔らかなグラデーションが作れる。
-
ユリ(オリエンタル系)
気品とボリュームで一輪でも存在感大。白のユリは特に人気。
猫を飼うご家庭には避ける配慮が必要。
-
バラ
「愛情・尊敬」を表す花。白や淡いピンクを選べばお供えにもおしゃれに映える。
アレンジメントでは通常トゲは処理されている。
-
ガーベラ
明るいイメージを与えつつ、白やパステル系なら落ち着いた印象に。
-
かすみ草
メイン花材を引き立てる“霞”役。白一色でもふんわり華やぐ。ドライ化しても形が残り飾り替えしやすい。
-
スターチス(リモニウム)
紫~淡ピンクのドライ質感が長く色褪せにくい。花粉が落ちないため室内や仏壇周りを汚しにくい利点がある。
これらを“白+淡色”基調で組み合わせると、七回忌らしい落ち着きと優しさを両立できます。
フラワーズ・ドゥでは、上記の花材を中心に、ご要望に合わせた七回忌用アレンジメントを丁寧にお作りしています。
七回忌のお花を見る →
3.価格相場とおすすめ例
七回忌のお供え花は「気持ちがこもっていれば金額に厳密な決まりはない」と言われますが、
一般的には 5,000円〜10,000円台 がもっとも選ばれやすい価格帯です。
下表を目安に、ご予算と贈るシーンに合ったアレンジメントを選びましょう。
価格相場 早見表
価格帯 |
ボリュームの目安 |
贈り先シーン例 |
印象・メリット |
5,000円前後 |
幅25〜30cm程度の中型アレンジメント |
親しい友人宅・ペット供養など小規模法要 |
コンパクトで扱いやすく、手軽に贈りやすい |
7,000円前後 |
幅30〜40cmのアレンジ |
親族中心の法要、在宅用のメイン花として |
ボリュームと上品さのバランスが良く、お花もバランスよく入っている |
10,000円以上 |
幅40cm超の大きめアレンジ |
連名・法人、住職へのお礼花、会食会場装飾 |
見映えが良く、フォーマルな供花として最適 |
5,000円前後で贈る場合
<七周忌のお供え花>awame
税込 5,280円
白×ブルーの爽やかな配色で、ご友人宅やペット供養にも贈りやすいサイズ感。
商品詳細
<七周忌のお供え花>ラベンダーメモリー
税込 5,500円
淡いラベンダーと白を基調に、可憐さと上品さを両立したアレンジ。
商品詳細
さらに七回忌のお花を見る →
7,000円前後で贈る場合
<七周忌のお供え花>ソワレ
税込 7,150円
白ユリを中心に、ボリュームと気品を兼ね備えたミドルサイズの定番。
商品詳細
<七周忌のお供え花>ホワイティア
税込 7,700円
たっぷりの菊とトルコギキョウで、柔らかなグラデーションが美しい一品。
商品詳細
さらに七回忌のお花を見る →
10,000円以上で贈る場合(連名・法人向け)
<七周忌のお供え花>アルタイル
税込 8,800円
白ユリとバラを贅沢に使用した大きめアレンジ。連名や法人名義のご供花に最適です。
商品詳細
◇お供え用胡蝶蘭◇ 白 2本立ち
税込 12,100円
気品あふれる白胡蝶蘭は、七回忌〜一周忌まで幅広く使えるフォーマルギフト。法人・連名のご供花にも◎。
商品詳細
さらに七回忌のお花を見る →
4.贈るタイミングと届け先マナー
七回忌のお供え花は、届けるタイミングひとつでご遺族の負担が大きく変わります。
式場かご自宅か、配達日時や天候まで考慮すれば、せっかくの花が“迷惑”にならず心から喜ばれます。
ここでは 法要会場へ直接贈る場合 とご自宅へ届ける場合、それぞれのベストな手配方法と注意点を解説します。
法要がある場合の手配
- 基本は前日着がベスト
会場装花として飾るなら、式当日より前日に届ける方が安心。
- 店舗会場の定休日を確認
料亭・レストランなどで開催する場合、前日が休業日なら受け取り不可。
別の受け取り先(施主宅など)を検討する。
- 昼開催が多い=午前指定でも要注意
配達が間に合わない可能性があるため、搬入受付時間を事前確認。
遅れるリスクを取りたくない場合には、自宅お届けも検討。
- 前日が定休日・時間外なら届け先そのものを再検討するとトラブルを防げる。
ご自宅に贈る場合のポイント
- 法事を行う家庭なら前日〜前々日着
当日は準備で忙しいため、余裕を持って飾れる日時に。
- 在宅時間を必ず確認
不在再配達で花が弱るのを防ぐ。高齢者宅や一人暮らしは特に配慮。
- 連休・台風・大雪など物流遅延リスク
最短指定より+1日余裕を持つか、天候が安定してから手配する。
七回忌のお花を見る →
5.名札・メッセージカードの書き方
七回忌のお供え花では「立て札」か「メッセージカード」かで迷いがちです。
小規模の家族法要ならカードが温かく、会社・連名で贈るときは立て札で誰からかを明示すると失礼がありません。
ここでは付ける/付けない判断基準と実際に使える文例をまとめました。
立て札を付ける/付けない判断基準
- 家族・親族のみの法要 ⇒ 名札なし+カードが一般的
- 会社・団体名義や連名 ⇒ 立て札必須
- 式場に飾るときは札書式とサイズを統一
- 自宅へ贈る場合はカードの方が喜ばれる
立て札文例
● 表書き:御供
● 贈り主:〇〇株式会社 代表取締役 山田太郎 / 故人ご友人一同 / △△研究室 有志一同
お悔やみメッセージ文例集
- 七回忌にあたり、故人のご遺徳を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
- 〇〇様の優しい笑顔を今も思い出しております。安らかなる旅立ちをお祈りいたします。
- ご家族の皆様が穏やかな時間を過ごされますよう、お祈り申し上げます。
- 在りし日の〇〇様を偲び、感謝の気持ちを込めてお花をお届けいたします。
- 遠方より手を合わせ、〇〇様のご冥福をお祈りいたします。
- 七回忌の節目に、〇〇様の思い出が温かく輝き続けますように。
- 〇〇様のご遺志が今も皆様の心に生き続けていることと存じます。
- 心ばかりのお花ですが、ご仏前にお供えいただければ幸いです。
- ご家族のご健康とご平安をお祈り申し上げます。
- 天候不順の折、お身体ご自愛くださいませ。遠くより弔意をお届けいたします。
七回忌のお花を見る →
6.ネット注文で失敗しないチェックリスト
オンラインで七回忌のお供え花を注文すると、店舗に足を運ばずに最適なアレンジを選べる反面、サイズ感や到着タイミングのズレなどネットならではの落とし穴もあります。
下記のチェックリストで在宅確認や天候リスク、猫がいる家への花材配慮などを事前に押さえ、安心して手配しましょう。
- 配送先は在宅日時を確認したか
- 法要日・会場の搬入受付時間に間に合う指定か
- 台風・大雪など天候遅延リスクはないか
- 商品写真と実寸サイズを照合したか
- 猫やペットの有無を確認し、ユリ類を避けたか
- 立て札・メッセージカードの要不要を決めたか
- 店舗のレビュー・実績(法要実績〇〇件など)を確認したか
- キャンセル/日時変更の締切を把握しているか
- 商品が破損していた場合に、適切な対応が出来るか
フラワーズ・ドゥは2004年よりネット販売を開始し、年間約1万件の実績があります。
商品破損の際はヤマト運輸へ破損・水漏れの旨をご連絡いただければ、ヤマトから当社へ通知後すぐに代品を発送いたします。
また、実際にお届けしたお花はInstagramで公開中です。ぜひご覧ください。
七回忌のお花を見る →
7.最新トレンドコラム
カラー花&洋花が選ばれる理由
- “白一色”のしきたりが緩和
三回忌以降の法要は遺族中心の私的な場になり、堅苦しい葬儀花より「故人らしさ」や「やさしい雰囲気」を重視する家庭が増えています。淡いピンクやラベンダーを差し色にした洋花は、感謝を表す七回忌の空気感にフィット。
- SNS映えと写真需要
遺族や友人がスマホで祭壇を撮影・共有する時代。白一色よりパステルカラーを含む方が写真に温かみが出るため、Instagramを意識した注文が急増しています。
- 花材の流通多様化
輸入バラ・ガーベラ・トルコギキョウなど洋花が安定流通し「染めマム」「ブルーローズ」など特殊加工花も人気。個性を出しつつマナーを守れる選択肢が広がっています。
- 心理的メリット
淡い色は副交感神経を優位にし遺族の緊張を和らげると言われます。白+パステルは“慈しみ”や“追憶”を連想させ、悲しみから想い出へ気持ちを後押し。
染め花の七回忌お供え花
<七周忌のお供え花>カラフルブルー
淡いブルーに染めたマムを中心に、爽やかさと優しさを両立した七回忌向けアレンジ。
商品詳細
<七周忌のお供え花>セラ
やわらかなパープル系の染め花を取り入れ、故人の優しい笑顔を思い出させる上品な一品。
商品詳細
七回忌のお花を見る →
ペット供養花の増加と注意点
- 「家族同然」の意識定着
コロナ禍以降、ペットを子ども同様に弔う文化が急拡大。小ぶりなカラーアレンジや写真立て型プリザーブドが人気です。
- SNSでつながる“ペット仲間”ギフト
Instagram・X で思い出を共有する飼い主同士が虹の橋を渡った愛猫・愛犬の七回忌に花を贈り合う習慣が定着。DMで在宅確認→宅配直送→ハッシュタグ投稿で哀悼を分かち合う“デジタル供養”が新たな需要を生んでいます。
- 有害植物を避ける必須マナー
猫にはユリ・チューリップ・スイセンが毒性高く危険。供養先に在宅ペットがいる場合、カーネーション・バラ・ガーベラなど安全花材を選択。
- 香りと花粉のリスク管理
室内飼育が多いため強香種や花粉の多い花は量を抑えるか処理。スターチス・カスミソウは花粉少なく日持ちが良く重宝されます。
8.よくある質問(FAQ)
Q1. 七回忌のお供え花の相場はいくらくらいが目安でしょうか?
A1. 個人で贈る場合は5,000~8,000円が最多、連名・法人では1万円以上が一般的です。
会場装飾用や胡蝶蘭など豪華な花材を選ぶ場合は1.5万~2万円になることもあります。
Q2. 七回忌にバラやユリなどトゲ・香りの強い花を贈ってもマナー違反になりませんか?
A2. バラはトゲを処理すれば問題なく使えます。トゲ=縁起が悪いという説は迷信です。
ユリは香りが強いため量を控えめにし、猫を飼うご家庭では避ける配慮を行えば失礼に当たりません。
Q3. 七回忌のお供え花に立て札(名札)は必要?
A3. 親族中心の小規模法要なら名札なし、またはカードで十分。
会社・団体・連名で贈る場合や会場に飾る場合は、誰からの供花か分かるよう立て札を付けると丁寧です。
Q4. メッセージカードを添える場合、七回忌にふさわしい文例を教えてください。
A4.
・「七回忌にあたり、故人のご遺徳を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
・「〇〇様の温かな笑顔を思い出しております。安らかなる旅立ちをお祈りいたします。」
・「遠方より手を合わせ、感謝の気持ちを込めてお花をお届けいたします。」
Q5. 七回忌のお供え花として胡蝶蘭を贈って大丈夫?
A5. 白の胡蝶蘭は格式があり、七回忌でも問題ありません。
個人宅なら2本立ち(約15,000円~)、法人・連名の場合は3本立ち(約20,000円~)が豪華でおすすめです。
Q6. 遠方の実家へ七回忌のお供え花を送る場合、送料や配送遅延リスクはどう考えればいい?
A6. 到着指定は最低1日余裕を持つのが安全。大型連休・台風・大雪時は2日以上余裕を取りましょう。
破損補償や代品発送サービスがあるショップを選ぶと安心です。
Q7. ペットの七回忌に供えるお花は人と同じで良い?避けるべき花材はありますか?
A7. 基本は人と同じ花材で構いませんが、ペット供養はカラフル傾向が強いです。
在宅ペットの誤食を防ぐためユリ・チューリップなど猫に有害な花は避け、カーネーション・バラ・ガーベラ・スターチスなど安全花材を選びましょう。
七回忌のお花を見る →
9.まとめ――想いを届けるお花選びのポイント
七回忌は、深い悲しみを偲びつつ“ありがとう”の気持ちをかたちに変える節目の法要です。
本記事ではマナー・相場・花材・配送リスクまで網羅しました。
ここで紹介したポイントを押さえれば、遠方からでも想いの行き届いたお供え花を安心して手配できます。
- 相場の目安は個人5,000~8,000円/連名・法人1万円以上
- 白+パステルなら七回忌らしい柔らかな雰囲気に、染め花もOK
- 法要会場は前日着、自宅は在宅確認+天候リスクを考慮
- 立て札は会社・連名向け、小規模ならカードで温かみを
- 猫がいる家へはユリ類を避け、安全花材を選択
- ネット注文はサイズ・日時・破損補償を要チェック
お供え花は金額や豪華さよりも、相手への思いやりと気配りが何よりの贈り物。
サイズ・色合い・到着タイミング、そして一言のメッセージ──そのひとつひとつが故人とご遺族の心に温かな灯りをともします。
今回のガイドが、あなたの想いを最適なフラワーギフトに乗せる助けになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。