最終更新日:2023年05月02日

3周年のお祝い花を全て解説!贈る時期、立て札、メッセージカード、マナー、タブーなど2023年最新版

『周年祝い』はご友人、お客様などが設立した企業や団体の創立記念日をお祝いするイベントです。特に1年、3年、5年、10年といった節目は盛大にお祝いし、多くのお客様を招待します。
「ここまで営業を継続してこれた」ことに謝意を示し、次の節目を意識してこれからも頑張っていこうと一堂に会した人たちの前で、決意を新たに述べ、みなで祝福する催しです。
この記事では大きな節目のひとつ『3周年』を祝うため、よく選ばれている、またおすすめしたいお花の種類をまとめ、人気のお花やその選び方についても解説していきます。


(1)よく選ばれる3周年祝い花
 →・フラワーアレンジメント
 →・胡蝶蘭
 →・花束
・スタンド花
(2)3周年祝い花を贈る、相場と予算は?
 →・ご友人やお知り合い
 →・お取引先様・お得意様・ご家族様
 →・特別なお客様・ご友人
(3)3周年祝い花を贈るタイミング
 →・お店や会社で開催されるイベント
 →・ホテルやイベントホールで開催されるイベント
・イベントが開催されない場合
(4)3周年祝いの花を贈る際の注意点
 →・設置場所
 →・お届け時間
・ネコちゃんのいる場所にお届けする際の注意
(5)メッセージカードや立て札でお花に気持ちを添えましょう!
 →・立て札
 →・メッセージカード
(6)お花の贈答に関するQ&A
まとめ


(1)よく選ばれる3周年祝い花

3周年バラのアレンジメントのイメージ

・フラワーアレンジメント


フラワーアレンジメントは、最も人気のある周年祝い花で、お客様のご予算に合わせて、お花を制作することが出来ますので、金額の幅も3000円~15000円と幅広いです。
いろんな種類の切り花をオアシスと呼ばれるスポンジに挿してお花をアレンジしてあります。花瓶にさすことなく飾れますので、手間がかからず便利です。
フラワーアレンジメントの大きさや、入っている花材の種類によって価格が変わります。
・周年祝いのフラワーアレンジメント


・胡蝶蘭


胡蝶蘭の鉢物はその佇まいが美しく、会場に飾るとパッと映え、イベントに華を添えることができます。しかも長持ちしやすいため、贈ると間違いなく喜ばれる定番のお祝い花です。
お店の開店祝いや会社の周年祝いに鉢物が重宝されるのは地域や顧客に『根付く』営業をという願いや縁起を込められるからです。
胡蝶蘭は2~5万円の価格帯がございます。
最もよく選ばれているのは2万円の3本立ちのタイプです、また、5本立ちのタイプも人気です。

・周年祝いの胡蝶蘭 3本立ち
・周年祝いの胡蝶蘭 5本立ち


・花束


お客様が選ばれたお花もしくは当社がおまかせでベストチョイスしたお花をひとつにまとめた花束もまた、イベントを華やかに彩り、周年祝い花としてよく選ばれます。
ただしごく一部の周年祝いイベント会場では、受付スタッフがお花の包装をほどいて壇上に飾るなどの対応ができない場合もあります。
ご友人やお客様に直接、手渡しする場合に、周年祝いで花束を贈るのはアリです。

・スタンド花


スタンド花は、最も大きく存在感があり目立つ周年祝い花です。お店やイベント会場のエントランスに並べられ、招待客だけではなく周囲にも周年記念をアピールできます。
スタンド形式の器にお花が生けられ、立て札に贈答先、祝儀名目、送り主を明記したものです。
招待客が100名を超える大規模イベントや、収容が100名を超える大規模会場なら、迷うことなくスタンド花はおすすめです。
ただしスタンド花を贈る場合はお届け時間の確認などの注意が必要です。
ご友人やお客様に直接またはお店や会場にスタンド花の設置可否を確認することが大切で、置ける場所があるか、スタッフが対応できるか、指定する生花店(デザインを統一したい)があるかなどを念のため確認すべきです。


(2)3周年祝い花を贈る、相場と予算は?

お花を贈る際、相場は贈る相手方によって変わります。ここでは当社のお客様の動向を元にご用意すべき予算をお教えしますので、ぜひ参考にされてください。

・ご友人やお知り合い


お友だちのお店、知人の会社の3周年をお祝いするお花はフラワーアレンジメントが人気で、相場は5000円〜1万円となっています。
おひとりで出す場合は5000〜7000円、連名なら合計1万円強のお金を集め、代表して注文される場合がほとんどです。


・お取引先様・お得意様・ご家族様


お取引先様・お得意様・ご親戚様を含むご家族様の3周年をお祝いするお花として選ばれているのは、大きめのフラワーアレンジメントやスタンド花です。価格帯は8000〜1万5000円のものを、ご注文いただくことが多いです。

・特別なお客様・ご友人


懇意にいただいているお客様や長年お付き合いのあるご友人に3周年祝いの花を贈る場合、鉢物やスタンド花が多く選ばれ、20000円ときに30000円を超える胡蝶蘭を承ることもあります。
大きなフラワーアレンジメントも人気で、相場は10000円以上となっています。

・周年祝いのお花はこちらからご購入いただけます

(3)3周年の祝い花を贈るタイミング

周年祝いの場合、お花を贈るべきタイミングは、開催されるイベントの場所によりけりです。この章ではお花を贈るグッドタイミングについてカンタンにご説明いたします。

・お店や会社で開催されるイベント


当日の配送も可能ですが設営の関係上、イベント開催前日または前々日にお花をお届けできるように手配するのが原則です。

・ホテルやイベントホールで開催されるイベント


イベントホールの休館日と重なった場合は当日しか搬入できない場合もありますが、イベント開催前日までにお花をお届けできるように手配するのが望ましいです。
お店、会社、ホテル、イベントホールいずれもご注文いただきましたスタンド花は通常、当社のスタッフが指定場所に責任をもって設置しますので、安心してご手配いただけます。

・イベントが開催されない場合


イベントが開催されない場合は記念日などに、お店や会社に直接足を運び、お花をお届けします。スタンド花や大きな胡蝶蘭を周年祝いの花として贈答する場合は事前に設置場所の有無、広さなどを確認されておくといいです。

(4)3周年祝いの花を贈る際の注意点

3周年のお花を贈る際には、以下の点に注意します。


・設置場所


繰り返しとなりますが大きな鉢物やスタンド花などは十分な広さが必要で、お店や会社の間取りによっては置けない場合がありますので、設置できるスペースがあるか事前に確認しましょう。

・お届け時間


イベント当日にお花をお届けすることができない場合がありますので、前日までにお届けする場合は贈り先の営業時間を、手配する前に必ず確認しておきましょう。
万が一、店休日や休業日、営業時間外にお花をお届けすると、先方にご迷惑をおかけすることになります。

・ネコ


お届け先にネコが(飼い猫、野良猫も)いる場合、要注意です。例えばチューリップやユリの花は、ネコが誤って食べてしまうと急性腎障害の原因になりえ、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

・周年祝いのお花はこちらからご購入いただけます

(5)お花に気持ちを添えましょう!

この項では立て札や、メッセージカードの書き方について、ご紹介いたします。

・立て札


まず立て札には上部または中央部に赤色で『祝3周年』などと記入するのが一般的です。次に贈り先の社名や店名を記入することもありますが、なくても大丈夫です。
そして送り主名はマストで社名・代表者名を併記します。ただし諸事情でお名前を伏せたいときは社名のみもしくは店名のみでもかまいません。個人でご友人など親しい間柄に贈る場合は、ニックネームを記す方もいます。
3周年お祝い立て札

・メッセージカード


メッセージカードはフォーマル使用ではなく、親しい間柄に贈る場合のプライベートメッセージや、こういうときだからこそ長文でお伝えしたいことがあるときにおすすめです。
当社では、はがきサイズを2つ折りにしたメッセージカードを、制限文字数なしで自由にしたためていただき、中身が見えない状態にしてお花と一緒に添えさせていただきます。
立て札の記入テンプレートをご用意していますので、ご参考いただけますと幸いです。

・周年祝いのお花はこちらからご購入いただけます

祝3周年
○○○○様
◻︎◻︎◻︎◻︎より

祝3周年
株式会社△△△△
代表取締役社長 ◻︎◻︎◻︎◻︎より

3周年御祝
○○○○様
◻︎◻︎◻︎◻︎より

3周年御祝
○○○○様
株式会社△△△△
代表取締役社長 ◻︎◻︎◻︎◻︎より

○や△の部分を、送り主様やお届け先様のお名前に変えていただければ立て札の内容としてはこれで問題ございません。
なおメッセージカードには特に守るべき作法や決まりなどなく、自由にお祝いのお気持ちを書くことができます。長文よりも100文字程度に収まるようなボリュームでまとめると伝わりやすいようです。

(6)お花の贈答に関するQ&A


Q:鉢物は『根付く』ので縁起がよくないと聞きました。実際はどうなのでしょうか?
A:特に根拠のないお話ですので、安心してご贈答品としてお選びいただけます。
Q:赤い花は火事を連想させるためダメと聞きました。実際はどうなのでしょうか?
A:海外の言い伝えが日本に伝わって広まったものです。日本ではマナー違反には当たらず問題ありません。
Q:1周年が過ぎてしまいました。いつまでなら贈っても差し支えありませんか?
A:基本的には1ヶ月以内に贈るのが望ましいです。ただし送り先の方との関係によっては期間を気にされずお気持ちをお花に添えて贈ると、きっと喜ばれると思います。

まとめ


周年は、お店や会社にとって『お誕生日』と言える重要な日です。周年祝い花にはさまざまな種類があり、マナーも求められますが、大切なのは贈り主のお気持ちです。
お花のトレンドも時代とともに変化します。当社は常に学び、最新トレンドに合わせたお客様の心に響くお花を提供できるよう努力しています。
またこのページもこまめに更新し最新情報を掲載しておりますので、周年祝い花を贈呈される際にぜひご活用くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。